投稿規定改訂とオンライン投稿査読システムについて

かねて仮運用中であった,科学技術振興機構(JST)運営J-STAGE上におけるJournal of Toxicologic Pathology (JTP)オンライン投稿査読システムは,2008年1月4日付で本運用に移行します.これに伴い,JTP投稿規定は,同じく2008年1月4日付で改訂されます.今回の改訂は,上記システム本稼働に応じるためのもので,詳細について別途掲載される新規定を参照していただけば御理解いただけるように,内容的に大きな変更点がありませんが,表記上のことも含めた特記すべき変更点を以下に列挙いたしますので,御留意ください。

  1. 前文には,J-STAGE 対応,事実上のオープンジャーナル化,Google・Scopus・ChemPort・CrossRef・Directory of Open Access Journals・国立国会図書館(NDL-OPAC)・メディカルオンライン(有料)等内外学術論文検索エンジン対応,周辺領域対応,規制当局対応,自薦総説対応,いわゆる「negative results」対応,匿名化合物対応を謳っています.
  2. 規定の本文は,製作・投稿・編集の時系列に沿う順番になっています.
  3. テキスト部分のフォーマットに関する記載は,詳しくなっています.
  4. 倫理上の配慮に関しては,テキスト内に明記するよう規定しています.
  5. 既発表材料の引用における著作権上の配慮に関しては,より明確になっています.
  6. タイトルページについては,「conflict of interest」に関して明記するよう規定しています.
  7. 謝辞については,より明確になっており,研究補助情報をここに記すよう規定しています.
  8. 引用文献については,WWWからの引用方法とその際の留意事項について規定しています.
  9. 図表については,同内容を図と表で示すことが禁止されたほか,図番号の指定方法を規定しています.
  10. 投稿については,原則的にオンライン投稿とすることを明記し,その方法について規定しています.
  11. その他としては,採択後の提出材料の扱いについて規定しています.

なお,新投稿規定に記載の通り,今後の御投稿は,原則としてオンライン投稿査読システムを御使用いただくことになります.同システムへのアクセス先のURLは,既にお報せし,また,新投稿規定に記載しているように,
http://ess.jstage.jst.go.jp/contrib/TOX/initialsubmission/-char/ja
です.このURLは,日本毒性病理学会のホームページからもリンクされています.オンライン投稿に関する不明点や要望がある場合,PDF化に関する補助(有限会社アイペックの御好意によります)を必要とする場合,オンライン投稿がどうしても不可能な場合などにおいては,これまで通り,日本毒性病理学会誌編集室(有限会社アイペック・パブリケーションセンター,jtp@ipec-pub.co.jp)宛に御照会ください.